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いっつあぴーすおぶけいく

国立の医学生です。趣味は水泳、バドミントン、読書、宇宙に関すること

【大学の研究費格差は深刻】

 

今日は天気が悪くて、いつもより10分早く家を出たのに遅刻しました。実習だったので、焦りましたが、なんとか滑り込みました笑

 

今日は実習は初の教科だったのですが、驚いたことがあったので書きたいと思います。

少し、重い話題というか世間でよく言われていた問題の現状を少し知った日でした。

 

つい最近までしていた実習では、担当教授がかなり有名で研究成果を挙げている人でした。

私達低学年でも知っているくらいですし、一般の方でもかなりの確率でわかると思います。

 

当然、成果が出ている研究室には大学予算のうちの多くが割り当てられるのだと思われます。

私達の実習もかなり豪華でした。まず被験者は生徒全員で、マイクロピペットは新しいもので、手袋も汚れたらすぐ変えていいと言われました。

 

休憩時間のたびに手袋は変えていましたね笑

 

教員にやっていただく過程を見ていると、電動マイクロピペットや名前はわかりませんが、先端が何股にもなっているマイクロピペットを使ったりしてました。

(こんなのあるんですか!?って話しかけに行くと値段を教えてくれましたが全部予想より高かったです笑)

 

あとは、異常に実習の数が多くて、結構いろんなことをやらせてもらいました。

 

 

それで本題は、今日の実習です。

この実習をしてくださった研究室は、特に有名な研究ではないと思います。(普通はこんなものだと思います。有名な研究で世間の人も知っているなんて一握りです。)

 

今日の実習で、まず??ってなったのが、全部素手で!!

結構危なくないかなと思いましたが、先生が大丈夫!というので、とりあえず始めてみる。

でも、これまでの実習で、散々手袋をしなさい!と言われ続けてきたためみんな違和感。

耐えきれず何人かが疑問を先生に投げかけにいき、結果、班の人数分をもらえることになりました。

しかし、汚れた人が新しいのをもらいに行こうとすると、まだ使えるから変えなくていいと言われ、汚れないよう気をつけなさいとまで…

 

細かいことですが、マイクロピペットは古いタイプのもので、被験者は班の中の一人。実験中終始、備品を無駄にしないように言われました。

 

 

学生ながらに、研究費の違いだよねと感じました。

研究費の問題はよくニュースで見かけていましたが、すごく高価な機器が買えないとか、最先端の研究をしたいのに足りないということかと思ってました。

 

でも実際は、どんな研究にも使う、ほんと基本的な消耗品さえ買えないっていう現状なんですね。

恥ずかしながら知りませんでした。

 

そんな状態でまともに研究できるのか疑問です。

 

研究がなければこの国の科学の発展に未来はないんですよ!なんとかして欲しいです。

(高校同期の文系の方へ笑)