【8年越しの花嫁 感想】
爆弾低気圧で外では遊びたくなかったので、映画を見に行きました。
今更ですが、ITを見ようと思っていたのですが、やっておらず…
8年越しの花嫁を見ることにしました。
こんな感じで、まあこれでいいかと見た映画でしたが、とてもとても良かったです!!
最近見た映画の中ではトップレベルです!
本当にみんなに見てほしいです。
あらすじはいろんなところに書いてあるので、感想を書きます。
個人的な泣きポイントは3つでした
①佐藤健が土屋太鳳の母から「あなたは家族じゃない」と言われるところ
②土屋太鳳が佐藤健に会いに行く場面
③結婚式で、それまでの人が皆集まって、結婚を祝福する場面
①
この言葉は両親にとっては、優しさだったはずです。
一生寝たきりの娘のために、人生を捧げて欲しくない。苦しんで欲しくない。
でも、佐藤健はにとっては、辛い一言だっただろうなと思います。
ずっとそばにいるつもりだった、目覚めを信じている婚約者との別れの宣告ですから。
②
土屋太鳳が寝ている間に送り続けた動画で、もう涙が止まりませんでしたが、その後も泣かせにきます。
ここはこの物語のクライマックスだと思います。
土屋太鳳の「もう一度好きになりました。」
佐藤健の「僕はずっと好きでした」
記憶をなくしても、やっぱり同じ人を好きになる。
返事の「僕はずっと好きでした」には本当に信じ続けた8年間が詰まってるなと思いました。
③
この物語は、病気そのものとの闘いよりも、その周囲の人の人生や、関わりに重点を置いています。
最後の結婚式には、この2人に関わった人がみんな出てきて、この映画全部が走馬灯のように思い返されました。
映画全体を通して、決して、さあ泣けるでしょと言ったわざとらしい演出も歌もありません。
8年間をだだ忠実に、淡々と描いていますが、感動があり、温かくなれる映画でした。
主演の2人の演技がとても自然だったので、わざとらしさや嫌味がありませんでした。
今回は医学生の友達(2年生)と見に行きましたが、さっぱり病名はわかりませんでした。
終わってから、調べてみると抗NMDA受容体脳炎らしいです。
それでも、は??という感じでしたが、そういえばNMDA受容体は神経伝達物質のグルタミン酸の受容体だなと思い出しまし。
卵巣の腫瘍が原因となることが多いらしいので、映画と同じですね。
おそらく、教科書に書いてあったら全然頭に入ってこないと思いますが、映画ひとつ見るとすっと頭に入ります
こんな味方をする人はあまりいないと思いますが、医者に目がいきました笑
おそらく、医者ってこういう人間ドラマをたくさん見るんだろうなと思います。(いいドラマも悪いドラマも)
病気ってやっぱり、人生を変えます。誰にとっても一大事です。
医者にとっては毎日のことかもしれませんが、
患者がいろんな背景を背負っていることを考えると、
告知であったり、家族、患者本人との関わり方を考えていかないとなと思いました。
どう接するのがベストなのか、考えさせられました。
医学生も、そうでない人も、ぜひ見てください!